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ブログ
1.302023
正しい敬語を考えると
こんにちは。
事務の深澤です。
昔からよく言われる敬語の間違いは「おつりの方は●●円です。」とか「お名前頂戴できますか?」などなどありますよね。
解説する方によって、「Aの方が正しい日本語。」 「Bも正しい日本語。」 「AもBもどちらも正しい日本語。」三者三様です。
う~ん。相手に誠意が伝わればそれ以上でもそれ以下でもないジャナイカ…日本語ムズカシイ…
問題です。正しいのはどちら?
「よろしくお願いいたします。」
「宜しくお願い致します。」
正解は「よろしくお願いいたします。」です。
調べた不正解の理由をあげますと…
”宜しく”は漢字表記は不正解
【常用漢字表には「宜」の音読みである「ギ」のみが記載されており”よろしく”の読み方がないので、あくまでも慣例的な使い方となり公用文として使用するのはひらがなの”よろしく”が正しい】
”致します”は漢字表記は不正解
【”致す”は動詞、”いたす”は補助動詞の違いの差。こちらは常用漢字表には致すの読みは「いたす」という読み方も記載されているそうですが、”到達する”や”尽くす”という意味で単語単体で意味をなす動詞であり、問題文のよろしくお願いを”する”の働きを持たないとかなんとか…】
誠意と内容が伝わればええやないか
個人的な本音がちょい漏れしました。失礼しました。
けどさ…けどさ…Microsoft IMEの予測変換に「宜しくお願い致します。」って出てくるんやもん!大手企業のMicrosoft社が変換に入れてくるんだから不正解な敬語なんて入れないと信じてしまうやん!!誰もが知っているような大手の会社さんからのメールやらなんやらも後者のお願いする日本語使ってたりするわけです。
とどのつまり、現代社会においてはもうどっちでも正解みたいな考えもあるので一概に絶対的にこちらが正解というものでもないという事ですかね^^;
もし先方が間違った文法の文章の書類を受け取ったところで全く気にならないのですし憤ることもないですが、自分発信の文書はなるべく気をつけてみようかなと思います。
だがしかし。正しい敬語ばかりを常に書き続けられるかは自信がないので逃げのひとことを…
しらんけど(^ω^)キャー